シークワーサーの基礎知識

シークワーサーとは?

シークワーサーとは沖縄県を主産地とするミカン科の常緑低木・柑橘類です。「シークワーサー」の名前の由来は、沖縄県の方言で「酸」を「シークワーサーの果汁を使って洗浄すると柔らかくなることから来ています。和名では「ヒラミレモン」ともいいます。

シークワーサーの特徴

シークワーサーのサイズは、3センチ~4センチほどで、温州みかんを思わせるような扁平な形状をしています。皮は他の柑橘類と比べて薄く、中には多くの種が入っていることがほとんどですが、品種によっては種のないものもあります。
シークワーサーは、「青切り」と言って青く未熟な状態で収穫されるのが通常で、この場合はレモンのような酸味を生かしてジュースや料理の酸味づけに役立ちます。皮が黄色く完熟した状態では、糖度が増して甘酸っぱくなります。

シークワーサーの主な栄養

まず、シークワーサーにはポリフェノールが豊富に含まれています。その中でもフラボノイドの一種であるノビレチンは、他の柑橘類のおよそ2倍~12倍、皮の部分では400倍も含まれています。ノビレチンは、血糖値を下げるホルモンやインスリンの働きを促進させ、血圧コントロールにもよい効能があるとされています。 そのほかにも、血管の老化を抑制させるビタミンCも豊富な上、ビタミンCの破壊を抑えるヘスペリジンも含まれているため、効果が薄れてしまうこともありません。さらに、脳細胞の活性化や血液の循環を促進させる効果のあるレシチンも含まれています。

シークワーサーの収穫時期

シークワーサーは、用途によって収穫時期が異なってきます。
沖縄では、酢の物に使われる青切りのシークワーサーの場合は、8月の後半~9月にかけて収穫され、市場に出回るようになります。原液のジュースに使用するものは、10月~12月中旬までに収穫され、皮が黄色く熟れた状態の生食用は、12月下旬~2月末が出荷時期となります。

シークワーサーの主な産地

シークワーサーは、沖縄から台湾にかけて自生しています。日本国内では沖縄本島や石垣島が主産地で、沖縄本島の北部に位置する大宜味村は、日本一の生産を誇っています。そのほかには鹿児島県、わずかながらに和歌山県でも生産されています。

シークワーサーの飲み方

シークワーサーを原液で飲む場合は、食後に1日50mlを目安とします。そのほかにも、カクテルや焼酎などのお酒で割ったり、原液を5倍~8倍の水で薄めた状態にし、砂糖やはちみつなどと一緒に飲むと甘味として楽しむことができます。

シークワーサーの賞味期限

シークワーサーは、冷蔵で保存する必要があります。冷蔵の場合、賞味期限は1カ月ほどですが、夏場では持って2週間ほどとなります。
また、冷凍保存も可能で、その場合は半年ほど持ちます。